| ≪日曜の俺≫ | ≪二度目の四季≫ |
| ≪湯の街暮らし≫ | ≪恋はシャドーボクシング≫ |
| ≪川越絵日記≫ | ≪泪 酒≫ |
| ≪ブルーアイシャドー≫ | ≪シベリア物語≫ |
| ≪フィーズ≫ | ≪思い出の砂浜≫ |
≪
日曜の俺
≫
晴れた日曜、頭の上まで陽は、昇っているのに
なんだか眠い
空には、白い小さな雲が遊んでいる
街並みの向こうに、微かに山が見える
今日は、日曜日
なのに体がだるい、未だ眠い
晴れた日曜、道の向こうまで影が走っているのに
なんだか眠い
屋根の上には、黒い小さな猫が遊んでいる
山並みの向こうに、微かに雲が見える
今日は、日曜日
なのに体がだるい、未だ眠い
晴れた日曜、山の向こうまで赤く染まっているのに
さえない俺等
街には、赤い小さな灯り、ゆらゆら揺れてる
綿雲の切れ間に、一番星が光る
今日は、日曜日
なのに酒が抜けない、未だ眠い
≪
二度目の四季
≫
桜(はな)の舞い散る春の夕
月を映す窓ガラスの、頬を撫ぜた貴方の香り
指でさした口紅も、貴方を待つ日の涙に焦る
ああ貴方を待っても、二度目の春は、過ぎて行く
星の輝く夏の夜
波の音が窓ガラスを、音を立てて叩いて行くの
指で辿る砂文字も、貴方を待つ日の涙で消える
ああ貴方を待っても、二度目の夏は、過ぎて行く
風も冷たい秋の空
紅の色が窓ガラスの、色を変えて思い出変えて
髪に触れた秋の風、貴方を待つ日の涙に揺れる
ああ貴方を待っても、二度目の秋は、過ぎて行く
雪のちらつく冬の朝
息で曇る窓ガラスに、指で書いた貴方の名前
ペンで綴る文字でさえ、貴方を愛しむ涙に滲む
ああ貴方を待っても、二度目の冬は、過ぎて行く
≪
湯の街暮らし
≫
夕日が相模の海に消える頃
貴方の面影漂う湯の街熱川
私の肩を優しく抱いて、乾いた唇、潤んだ瞳
今夜も誘う見知らぬ人たち
こんな暮らしも、貴方からの
跡絶えた便りを待っている
悲しい女のさだめです
子供が旅路の膝に眠る頃
貴方の香り漂う湯の街修善寺
私の頬に口付け抱いた、乾いた心の悲しい人よ
今夜は一人見知らぬ街角
こんな暮らしも、貴方からの
跡絶えた便りを待っている
悲しい女のさだめです
言葉が情けの海に変わる頃
貴方の優しさ漂う湯の街湯河原
お酒の夢に杯一夜、乾いた川原の涙の糸よ
今夜も揺れる一夜の恋舞い
こんな暮らしも、貴方からの
跡絶えた便りを待っている
悲しい女のさだめです
≪
恋はシャドーボクシング
≫
君に届くまで鏡に向かい激しいパンチ浴びせるのさ
来る日も来る日も何時までも
打たれても交わされても逃げはしないぜ
胸のときめく恋のパンチ
そうさ俺は
恋のシャドーボクサー
心動くまで空に向かい激しいコール続けるのさ
倒し倒され何時までも
打たれても交わされても逃げはしないぜ
心伝える恋のパンチ
そうさ俺は
恋のシャドーボクサー
愛を掴むまでリングの上で激しいラッシュ浴びせるのさ
命のゴング響くまで
打たれても交わされても逃げはしないぜ
命尽きても愛のチャンプ
そうさ俺は
恋のシャドーボクサー
≪
川越絵日記
≫
祭りの笛の音、今は届かぬ入間の川辺
来た道帰りたい
小雨に濡れる石の畳の城跡あたり
思い出の小道歩いたけれど
土蔵の街は格子の模様
面影そのまま残っているのに
再びの思いに眠る
心の絵日記
恋への気持ちを素直に言葉に出来なかったから
心の中はいつも風に花散る紫陽花のよう
尋ねたいけど尋ねない
今も恋しい川越の街
入間の川面に、今は流れし思いの渦よ
来た道帰りたい
夕風揺れる遥か遠くの秩父の山よ
思い出の小道歩いたけれど
浴衣の袖のかすりの模様
思いと合わせてたたんであるのに
再びの奇跡に祈る
心の絵日記
恋への気持ちを素直に言葉に出来なかったから
私の胸は今も思い切ない山百合のよう
忘れたいけど忘れない
今は悲しい川越の街
≪
泪
酒
≫
星も見えない、居酒屋で
見知らぬ同士で交わす酒
呑めば昔を思い出す
聞いてください男の愚痴を
惚れて居たのに別れた女
死んで詫びたい泪酒
月の光は、雲の影
見知らぬ同士が肩寄せて
辛い昔を思い出す
酔えば悲しい女の姿
自分勝手な馬鹿な俺でも
呑んで忘れる泪酒
俺も何時かは、この街を
離れて思い出残したい
何時かお前が風の声
聞いて泪を流すのならば
遠い昔の思い出辿り
俺は一人で泪酒
≪
ブルーアイシャドー
≫
今君が歩けば男振り向く
ああ熱い君の瞳が
ブルーアイシャドー男を
ブルーアイシャドー狂わすのさ
俺の目には涼しい君
走って行く
ブルーアイシャドー
熱いぜ君の眼差し
今君が浜辺で投げるウインク
ああ罪さ君の眼差し
ブルーアイシャドー心を
ブルーアイシャドーもてあそぶ
俺の目には裸の君
笑ってる
ブルーアイシャドー
にくいぜ君の眼差し
今君を思えば心ときめく
ああ好きさ君の全てが
ブルーアイシャドー優しく
ブルーアイシャドー見つめてくれ
俺の目には君だけしか
見えないのさ
ブルーアイシャドー
燃えてる君の眼差し
≪
シベリア物語
≫
君は水面に影さえ残さず遠く去って行く
何故ゆえにもうすぐ
花咲く季節がやって来る事を
知っていたはずなのに
翼広げ大空見つめ
囁く風の声さえ聞かず
行くがいい思い出と
シベリアへ
風は心の人さえ連れ去り遠く去って行く
初めての恋です
花咲く季節がやって来る事を
知っていたはずなのに
後も見ずに凍る大地へ
呼んでる春の声さえ聞かず
行くがいい水鳥と
シベリアへ
夢は二人の思い出染めても遠く去って行く
帰らないあの日々
花咲く季節がやって来る事を
知っていたはずなのに
顔を伏せて声を殺して
溢れる涙拭いもせずに
行くがいい悲しみと
シベリアへ
≪
フィーズ
≫
琥珀の夜に怪しく舞って
揺れるお酒に溶ける心はジンフィーズ
粋な歌にはオレット
囁けば甘くカカオフィーズ
見つめれば眩しくゴールデン
可愛い女に優しく酔って
恋の予感にふらりと酔わすジンフィーズ
シャイなリズムにバイオレット
接吻も甘くカカオフィーズ
初恋は今夜もゴールデン
二人の冬に枯葉も散って
辛い別離は雪の色したジンフィーズ
逢うは別離のバイオレット
慰めも辛くカカオフィーズ
失恋は陽気にゴールデン
縺れた糸は二つに切って
涙色した恋ならきついジンフィーズ
思いむなしくバイオレット
さよならも苦いカカオフィーズ
割り切りが肝心ゴールデン
≪
思い出の砂浜
≫
君と別れて初めての夏
あの日と同じ青い海
葦ずの店の貝殻細工
二人手に取り
笑顔で見合った、あの日がおても懐かしい
砂に残した君の足跡もう探せない
君と別れた思い出の海
あの日と同じ坂の街
賑わう街の思い出通り
二人はしゃいで
子供に戻った、あの日がとても懐かしい
砂に埋もれた君の面影もう探せない
君を探した思い出ビーチ
あの日と同じ白い波
砂浜に捨てた二人の涙
遠い思い出
さよならだけの、あの日がとても懐かしい
砂に隠れた君の思い出もう探せない